龍馬学園グループが運営する、小中高生対象のアフタースクールです
寺子屋りょうまは、個性を大切にしながら生きる力を育む「イエナプラン教育」を取り入れたアフタースクールです。論理的思考力や表現力が重視される現代社会で生き抜くための自主性や協調性、思いやりや、やり抜く力など、点数評価では表すことのできない生きる力を育むスクールです。アフタースクールの中に英語教室(小中高生対象)もあります。
ドイツの教育学者ペーター・ペーターセンが創始した「一人ひとりを尊重しながら自律と共生を学ぶ」オープンモデル(異年齢による学級構成)の教育が「イエナプラン教育」です。
日本での第一人者は、オランダ在住のリヒテルズ直子さん。「寺子屋りょうま」では、リヒテルズ直子さんから直接研修を受けた職員のもとで、異年齢の子どもたちが一緒に学び、遊び、探求していきます。
イエナプラン教育の取り組みから得られるさまざまな学びや気づきのうちで「寺子屋りょうま」が目的としている主な3つをご紹介します。
①対話力を身につける
小学1年生から6年生まで、学年の違う子どもたちが異年齢で一緒に時間を過ごします。
上級生と下級生がお互いに習ったり、教えたり。また、読書後に感想を言い合ったり、作文にまとめたりしながら、対話力を養っていきます。
②インクルーシブな考え方を育てる
グループ活動は、他者を知り、自分の価値観を育てる良い機会です。それぞれに違いがあり価値があることを知り、それを尊重することで、自己肯定感を高めたり、他者に優しく接したりできるようになります。
③探求心を養う
子どもたちには、探究心や想像力が生まれながらに備わっています。それぞれの好奇心を刺激し、好きなことをとことんできる環境を整えながら、諦めずに探究する力だけでなく、他者と協力して取り組む力を育みます
時間:放課後 ~ 18時まで (19時まで延長可)
対象:新小学1年生~6年生(現在 英語塾接続のお預かりのみ)
場所:高知市愛宕町1丁目四国文教ビル(江ノ口コミュニティセンター隣)
※建物北側に駐車場あり(送迎準備中)
※子育て相談 (予約制)
TEL:088-823-1040
(平日:月~金:19時まで)マネージャー:田中
田中経歴:自身の小学校時代をニューヨークで、長男の小学校時代をワシントン州で過ごす。航空会社で国際線に10年勤務後、IT資格を取得し、職業訓練教育に携わる。2014年より東進高知愛宕町校に勤務。卒業生には東大、京大など旧帝大合格者もおり、約300名の生徒指導をしてきました。 現在は高知市内にある龍馬学園にてビジネス実務やTOEIC対策の授業を担当しています。 趣味:音楽、畑
教育哲学影響:福岡正信氏「わら一本の革命」、稲盛和夫氏「生き方」、岡潔氏「情と日本人」TOEIC:945
東進高知愛宕町校は令和6年3月末をもちまして閉校しました。
お陰様で多くの経験を培うことができました。
お世話になった皆様、長い間ありがとうございました。
寺子屋りょうまの英語教室はどんな教室ですか?
寺子屋りょうまの英語教室は、特に英文が読めるようになりたい人、もしくは英語が聞けるようになりたい人はおススメです。私自身がアメリカの小学校時代に学んだやり方をそのまま再現しており、音を聞き、読み、意味を理解するを繰り返し行っております。「書く」は市内で高校教諭をされていたスタッフの得意分野であり、大学受験にも対応しております。「話す」は英検対策など生徒のニーズに合わせて取り入れています。
受験用英語では、反復練習が大切です。つまづくところは入念に繰り返し練習します。お陰様で、長文が読めるようになったり、大学受験(共通テスト)ではリーディング・リスニングともに8割、9割を取る生徒もおります。
高知愛宕町校の校長が考える、受験の合格の秘訣は何かありますか?(寺子屋りょうまの前身)
生徒自らが努力し、また本来持っている力を本番でのびのびと発揮すること。そのためには日ごろの生活環境が大切であると考えています。保護者様の日ごろの温かいサポートは生徒が本番当日に「のびのび」と自らの力を発揮する最重要ポイントです。親子関係はのちの人生での人との関り方や社会性にも影響を及ぼします。気を付けたいのは過干渉。過度なプレッシャーとなったり、合格できても、その後一人で考えることができず、本人が困る可能性もあります。少しずつ「自立」させることを取り入れるといいですね。
親世代が育った昭和時代と今の教育って何が違うの?
昭和の時代は、「トップダウン」と言って、上から下へ、上司が部下へ、大人が子供へと、やることを一方向で伝え、やや強引に従わせるやり方が多かった時代でした。また偏差値で人の価値を見る要素が強い時代でした。感情を押し殺す、我慢することを強いられたり、否定されたりした結果、「自分の考え」がわからなくなったり、自信が持てずに「人に自分の考えを伝えたくない」人もいたのではないでしょうか。
現代では情報源の多様化が進み、価値観も分散しており、社会の問題にも気付きにくい状況があります。このような時代では、各自の持つ強みを活かし、よりよい道をみんなで考え実践していく、或いは「前例のない考え方」を自由に発想し、伝え、仲間とともにこれまでにないモノを創っていく。そういう力を育む教育が必要となり、従わせ模倣させる昭和時代とは根底が大きく異なります。
価値観が多様化する中で特に重要となるのが、「良し悪し」の判断です。目に見えない意識の部分であり、曖昧です。そこで「自分が正しい」と言い張ると喧嘩や争いが起き、物事はうまく進みません。寺子屋りょうまでは、昔から日本にあり、祖父母から習った「善い心」や「感謝・リスペクト」を軸に置き、協働が必要な時は協力できる人を育てることに力を注いでいます。
子どもの幼少期。親子にとって何が大切?
息子は小3まで時折私の膝の上に乗りに来ました。ところが小4になってパタリと来なくなりました。個人差はあるでしょうけれど、どうもこの時期に成長の境界があるようです。
つまり、まだ膝の上に乗るような時までに親子の信頼関係をつくることが大切だと考えます。そのためには、じっくり子どもと対話をしていただきたい。一方的に親の言いたいことを伝えるのではなく、子どもがどんな考えでいるのか、どんな気持ちでいるのかを聞いて、そう思うんだねと受け止めてあげてください。
この時期までに充分話を聞いてもらえた子どもは、他人の承認を求めなくとも伸び伸びと自分のやりたいことができ、自分の過ちも素直に認められる人になります。そして人の話もちゃんと聴ける人になります。